2016年5月24日火曜日

結局は使う人間次第… (その1)

小生は小学生の頃(8歳のとき)から写真を撮っている。
だからといってそんなに素晴らしい写真を撮れるわけではないが、今ではそれを生業にしています。

最初に手に入れたカメラは「オリンパス・ペンEED」と云うハーフサイズの俗に言うバカ◯ョンカメラ。


子供が使うには小さくて手頃に撮れるカメラということで父親に買ってもらいました。
このカメラ、とても使いやすいのですが2、3ヶ月使わないでいるとシャッターが固着して動かなくなってしまうという曰くつきのカメラで、子供の小遣いでそうしょっちゅうフイルムを買うことが出来るわけではなく、況してや現像、プリント等といえば当時はとても高く(当時の金額で36枚撮りの現像が500円、プリントが一枚40円くらい…)ハーフカメラだとプリントだけで75枚くらいあるのでフイルム代も含めるとすぐに4000円くらいかかってしまうので年にフイルム2本くらいしか使えませんでした。

で、久々にカメラを取り出すとシャッターが切れている音はするけれど写っていない…
こんなカメラもうイラネ!!と結局父親のカメラを借りて写真を撮っていました。

そのカメラが「オリンパス・ペンFT」と云う銘機!!


このカメラはEEDと同じくハーフサイズにも関わらずなんと一眼レフ!!!
しかもロータリーシャッターという他に類を見ない機構で、ストロボのシンクロが500分の1秒でも可能と云う素晴らしいカメラでした。(最も当時の小生にはほとんど関係のないことでしたが…)

このカメラで写真というものについて色々学び、楽しさを知り、勉強しました。
しかし所詮は父親のカメラなので遠慮しつつどこかフラストレーションが溜まる日々…
そのようなときに父親がカメラを買い換えそのままFTを譲り受け、友達と写真クラブに入り、暗室を共同で作り写真にのめり込み始めたのです。

(その2へ続く)


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